マーケイキス4安打の大活躍 ブレーブスがベテランの一撃で勝利

【ブレーブス5‐4メッツ (延長10回)】@シティ・フィールド

メッツ4連戦に臨んでいるブレーブスは今カードの対戦成績を2勝1敗とした状態で迎えた4戦目。4回まで3点のリードを許す展開だったが、5回に1点を返したのを皮切りに反撃を開始し、9回に4‐3と逆転に成功する。しかしその直後に追いつかれ延長戦となったが、試合を決めたのはベテランの価値ある一発だった。

ブレーブス先発、フリオ・テーランは初回から失点する不安定な立ち上がりも6回途中3失点の投球でリリーフ陣に望みを託した。自身の失点でリードを許したが、反撃ののろしをあげたのはテーランのバットからだった。5回2死の場面で打席に立つと相手先発、コリー・オズワルトから本塁打を放って1点を返した。負けるわけにはいかない、という闘志が乗り移ったかのようにブレーブス打線が目覚める。7回にエンダー・インシアーテに同点2ランが飛び出すと9回にはロナルド・アクーニャJr.のタイムリーで勝ち越した。

序盤はリードしていたメッツだったが逆転を許した9回にデビン・メゾラコが起死回生の同点ソロを放って試合は延長戦に突入。迎えた延長10回のブレーブスの攻撃ではニック・マーケイキスがタイラー・バッシュラーから勝ち越し弾を放ち、これが決勝点となった。敗れたメッツはあと一歩のところで勝ち星を逃した。

© MLB Advanced Media, LP.