コービン力投で今季10勝目 Dバックス地区首位キープ

【ダイヤモンドバックス6-4レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

ナ・リーグ西部地区の首位に立つダイヤモンドバックスは、先発のパトリック・コービンが7回96球3失点の力投。打線は初回にポール・ゴールドシュミットの27号ソロで先制すると、その後もダニエル・デズカルソのタイムリー二塁打、アレックス・アビラの6号ソロなどで着実に加点し、3点リードの最終回はクローザーのブラッド・ボックスバーガーが1点を失いながらもリードを守り抜いた。コービンは2年連続3度目の2ケタ勝利となる今季10勝目(4敗)をマーク。6対4で勝利したダイヤモンドバックスは、2位ロッキーズとの1ゲーム差をキープした。

上位3チームが1ゲーム差のなかにひしめき、4位ジャイアンツまでポストシーズン進出のチャンスがあるという熾烈な争いが続くナ・リーグ西部地区。ダイヤモンドバックスは勝ちと負けを繰り返す不安定な戦いながらも、しぶとく地区首位の座をキープしている。この日は先発・コービン、主砲・ゴールドシュミット、クローザーのボックスバーガーといった主力選手が自身の役割を果たし、チームの勝利に貢献。なお、セットアッパーとして3点リードの8回裏一死一塁の場面でマウンドに上がった平野佳寿は、エルビス・アンドルースを併殺打に打ち取り、今季27ホールド目をマークした。

© MLB Advanced Media, LP.