ケイブ逆転満塁弾 ツインズがロイヤルズ3連戦スイープ

【ロイヤルズ5-6ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは2点ビハインドで迎えた2回裏にジェイク・ケイブがキャリア初の満塁弾となる4号グランドスラムを放って逆転に成功。その後、ロイヤルズに1点差まで追い上げられたものの、なんとか逃げ切って本拠地での3連戦をスイープした。ケイブの満塁弾で逆転したツインズは、4回裏にエイレ・アドリアンザとロビー・グロスマンのタイムリーで2点を追加。5回表にアレックス・ゴードンにタイムリーを浴び、7回表にはウィット・メリーフィールドの7号2ランで1点差となったが、最後はクローザーのフェルナンド・ロドニーが二死二、三塁のピンチを招きながらも試合を締めくくった。

左打者のケイブは左腕をあまり得意としていないため、今季ここまで左腕相手に打席に立つ機会は極めて少なかった。しかし、この試合ではロイヤルズのエース左腕、ダニー・ダフィーに対して「9番・センター」で先発出場。2回裏二死満塁で回ってきた第1打席で起用に応える逆転満塁弾を放ってみせた。「左腕に対してスタメン出場する機会を得て、チームの勝利に貢献することができて嬉しいよ」と喜びを語ったケイブ。「彼は威力のあるボールを投げるから、実力以上のことはせず、とにかくコンパクトに振り抜くことを考えていた」という言葉通りの見事な一発だった。

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