日綜産業のシステム吊り足場、阪神高速道路工事に採用

 軽仮設機材メーカーの日綜産業(本社・東京都中央区、社長・小野大氏)の先行床施工式フロア型システム吊り足場「クイックデッキ」が阪神高速道路の工事に採用された。

 今回、クイックデッキが採用された工事名称は、「鋼桁とRC床版のずれ止め切断に関する共同研究」。発注者は阪神高速道路で、施工者は飛島建設と第一カッター興業の共同研究企業体。工期は17年11月28日から19年1月31日まで。

 クイックデッキは、作業床の先行設置やユニットのシステム化などで、安全な簡易施工・解体、工期短縮が可能。最大5メートルの跳ね出しで、これまで困難だった場所にも設置できる。

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