今夏クリスティアーノ・ロナウドが退団したレアル・マドリーだが、まだその代役を獲得できていない。
そんななか、MFルカ・モドリッチにインテル移籍の噂が浮上してきた。
ということで、今回は『sportskeeda』による「もしモドリッチが退団した場合、レアルが獲得しうる3人」を見てみよう。
マルコ・ヴェッラッティ(イタリア代表/PSG)
現在世界最高のMFのひとりとしての地位を確立しているヴェッラッティ。
2012年にPSGに加入して以降、上質かつスペクタクルなフットボールを提供し続けてきた。
だが、今以上にビッグになって史上最高のMFのひとりになるのならば、PSGとリーグアンを離れる必要があるだろう。
機敏でクリエイティブなMFである彼は、ドリブルスキルやビジョンも併せ持つ。中盤からゲームを指揮できる選手で、ポゼッションで支配するための能力を持っている。
昨季はパス成功率91.2%を記録したほか、1試合平均92.7本のパス、1.3本のキーパスをマーク。また守備にも優れ、1試合平均2.3回のタックル、1.2回のインターセプションを記録している。
レアルにとっても、ヴェッラッティにとってもいい移籍になるはずだ。
セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ(セルビア代表/ラツィオ)
大方の予想を裏切り、ペレス会長は「ギャラクティコver2.0」に向かうことはなかった。ここまでの移籍市場での動きから、来季からは“若き”レアル・マドリーになる可能性が示唆されている。
その意味において、ミリンコヴィッチ=サヴィッチは完璧なモドリッチの代役になりうるだろう。
23歳の若者はすでにラツィオの主軸となっているが、まだ伸びしろを残している。
昨季のセリエAにおける活躍は強烈で、パス成功率79%、1試合平均2.6本のシュート数&2.9回のエアデュエル勝利数を記録した。
守備面での貢献も見劣りしない。1試合平均1.6回のタックル、0.9回のインターセプション&クリアをマークしているのだ。
また、モドリッチ同様に中盤において様々なポジションでプレーできる。フィジカルにも優れた彼ならば、レアルの中盤に多様性をもたらしうる。
ミラレム・ピャニッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表/ユヴェントス)
2016年のユーヴェ加入以降、中盤におけるピャニッチの指揮力はチームにとって重要なものになっている。
彼はレアルでも大きな成功を収められることができるだけのものを持っている。
昨季も圧巻のパフォーマンスを披露。非常に効果的であり、守備でさえもチームに貢献した。また、彼はモドリッチ同様に様々なポジションでプレーできる。
ピャニッチには卓越したスピードやドリブルスキルはないが、ゲームを指揮するために必要とされる能力がある。
昨季のパス成功率は90.2%で、1試合平均66.7本のパス、1.9本のキーパスを通した。
守備でも1試合平均1.2回のタックル、2回のインターセプション、0.8回のクリアをマーク。センターハーフであることを考えれば、これはかなりのスタッツだ。