初戦突破へ打撃に磨き 日南学最終調整

最終調整でバットを振り込む日南学園ナイン=兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場

 日南学園ナインは丸亀城西(香川)戦を翌日に控えた7日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で打撃練習を行い、最終調整した。

 二、三塁に走者を置き、無死の想定で約30分にわたり実戦形式で打ち込んだ。4度打席に立った左翼手の奥野竜也は、二塁打を含む3安打。現地入り後も好調を維持しており「バットが振れている。映像を見てさらに相手投手のイメージを膨らませたい」と本番を見据えた。

 さらに約1時間、打撃マシンも使いバットを振り込んだ。柵越えなど長打性の当たりを連発させた主砲の門川大晟は「いい感触。強い当たりを逆方向に打てている。本番でもしっかり球を引きつけて打ちたい」と意気込んでいた。

 金川豪一郎監督は「状態は上がっている。試合では序盤に点数を取り、全力で1勝をつかみにいきたい」と初戦突破を誓った。

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