ブライアントの代役・ボーティが奮闘中 カブス快勝

【カブス5-0ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

カブスは初回にデービッド・ボーティのタイムリー三塁打で2点を先制し、5回表には再びボーティがタイムリーを放つなど2点を追加。8回表にもイアン・ハップの犠牲フライで1点を追加し、ロイヤルズに5対0で快勝した。初回のカブスは一死二、三塁のチャンスでジェイソン・ヘイワードがサードゴロに倒れたものの、続くボーティがライトへの三塁打を放って2点を先制。早い回に援護点をもらった先発のマイク・モンゴメリーは6回95球無失点という安定したピッチングを見せ、今季4勝目(4敗)をマークした。

故障離脱中の主砲、クリス・ブライアントに代わって三塁を守っている新人・ボーティが奮闘を続けている。7月に打率.458という素晴らしい活躍を見せると、8月に入っても打率.364と好調を維持し、今季ここまで30試合に出場して打率.344、2本塁打、OPS.983の好成績をマーク。打順も7月は8番や9番を打つことが多かったものの、最近は3番や5番を任されるケースも増えてきた。ジョー・マドン監督は「彼はいつでも勝ちたいと思っているし、チームの勝利を求めている。彼が望むのはチームの勝利だけなんだ」と語り、ボーティの献身的な姿勢を称賛。「自身の価値を自身のプレイで証明してくれているね」と新人三塁手の活躍を喜んでいた。

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