またもカーペンターが決勝アーチ カージナルス2連勝

【カージナルス7-1マーリンズ】@マーリンズ・パーク

カージナルスは1対1の同点で迎えた6回表に、マット・カーペンターの31号ソロとマーセル・オズーナのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。8回表と9回表にはポール・デヨングとヤディアー・モリーナにそれぞれ2点タイムリー二塁打が飛び出し、マーリンズに7対1で快勝した。カージナルス先発のジョン・ガントは2回裏に一死一、三塁のピンチを背負い、ミゲル・ロハスに同点タイムリーを許したものの、走者を出したのはこの回だけ。わずか63球で6イニングを投げ切り、被安打2、奪三振4、与四球1、失点1という安定したピッチングで今季4勝目(4敗)をマークした。

試合を決めたのはまたもカーペンターのひと振りだった。前日の試合で8回表に決勝アーチを放ったカーペンターは、この試合でも6回表に31号勝ち越しアーチ。結果的にカーペンターの一発がもたらした1点が決勝点となった。カーペンターはこの一発によりリーグ最多の本塁打数を31に伸ばし、直近6試合で5本塁打と再び量産体制。継続中の連続出塁も27試合に伸びた。カージナルスはカーペンターの活躍によりマーリンズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、これで4カード連続の勝ち越し。その間、カーペンターは打率.327、出塁率.443、長打率.735という素晴らしい成績を残しており、強打のリードオフマンとして文字通りチームを牽引している。

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