勝ち点100達成のマンCでも10シーズンぶりのプレミア連覇は厳しい? 今季最大のライバルはリヴァプールだ

昨季プレミアを制したマンC photo/Getty Images

昨季プレミアリーグで勝ち点100獲得を達成して優勝を果たしたマンチェスター・シティは、当然今季も優勝候補となる。今夏はそれほど派手な補強には動いていないものの、戦力は十分に整っている。ただし気になるのは、2006-07シーズンからマンチェスター・ユナイテッドが3連覇を果たして以降はプレミアリーグを連覇したチームが1つも存在しないということだ。

2010-11シーズンあたりからはマンチェスター・シティも優勝争いに絡むようになり、プレミアリーグの優勝争いは明らかに厳しくなった。英『FourFourTwo』は、今季はリヴァプールがマンCにとって最大のライバルになるだろうと予想しており、アリソン・ベッカーやナビ・ケイタら即戦力を加えたリヴァプールは間違いなく優勝争いに絡んでくるはず。

またマウリツィオ・サッリ体制に変わったチェルシーも不気味だ。新指揮官が就任したチームはベース作りに時間がかかるものだが、2016-17シーズンのようにアントニオ・コンテ就任1年目でプレミアを制してしまった例もある。当時と同じく今季もチャンピオンズリーグ出場権を有していないため、ヨーロッパリーグを重視しないのであればプレミアの戦いに集中することができる。それは大きなアドバンテージとなるはずだ。

同メディアはジョゼップ・グアルディオラのチームが連覇を果たせるかと注目しているが、実に10年ぶりとなるプレミア連覇は実現するか。

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