きょう9日も、東海地方で猛烈な暑さとなっている。午後3時までの最高気温は、岐阜県郡上市八幡町と下呂市金山町で38.7℃、同県美濃市38.5℃、名古屋市38.2℃など。東北日本海側でも山越えの風で気温が上がり、秋田県南秋田郡五城目町では、統計がある1976年以来最高となる36.7℃を観測した。
きょう発表された向こう1か月の予報によると、東・西日本を中心にお盆期間以降も、気温の高い状態が続く見込み。
お盆以降も猛暑続く
週別の気温予報では、1週目(8月11日~17日)は暑い空気に覆われやすく、東・西日本の気温は平年よりかなり高くなりそうだ。
特に、8月14日(火)頃からの1週間ほどは、東・西日本で顕著な高温が予想されるとして、気象庁は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物や健康管理に注意するよう呼びかけている。
平成30年7月豪雨の被災地においては、いつも以上に健康管理に十分な注意が必要だ。
雨の降り方 地域差あり
北日本や沖縄・奄美は、気圧の谷や台風14号に伴う湿った空気の影響で、向こう1か月の降水量は平年並か多い見込み。
一方、東・西日本は2週目(18日~24日)にかけても、高気圧に覆われやすい予想だ。このため、東日本日本海側と西日本は、11日から半月ほどは降水量の少ない状態の続く所がありそうだ。