武藤加入のニューカッスルは降格候補? 「十分なクオリティ加えられていない」と厳しい指摘も

ニューカッスルに移籍した武藤 photo/Getty Images

日本代表FW武藤嘉紀は夢見ていたプレミアリーグの舞台で暴れてやろうと意気込んでいるだろうが、残念ながら加入したニューカッスルの前評判は良くない。他の中堅・下位クラブが積極的な補強をおこなっているため、戦力に差があると見られているのだ。

地元紙『Chronicle Live』によれば、かつてアーセナルで活躍したチャーリー・ニコラス氏はカーディフ、フラムとともにニューカッスルを降格候補に挙げている。今夏ニューカッスルはFWアレクサンドル・ミトロビッチをフラムに完全移籍で売却し、その代わりに武藤や韓国代表MFキ・ソンヨン、スイス代表DFファビアン・シェアらを獲得している。

しかし同氏は、「資金を作るためにミトロビッチを上手く売却したが、十分なクオリティを加えることができていない」とコメントしており、残留を勝ち取るには戦力が不十分ではないかと分析している。

武藤、さらにはFWサロモン・ロンドンの2人がどれだけ得点を奪えるかがポイントになる。昨季もチームは得点力不足に陥っていたため、そこさえクリアできれば残留は見えてくるはず。開幕前の評価は高くないが、武藤はこの予想を振り払うだけのパフォーマンスを見せられるか。

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