エンゼルス延長戦制す 大谷は代打で四球→犠打で生還

【エンゼルス6-3パドレス(延長10回)】@ペトコ・パーク

1点リードの8回裏に無死一、三塁のピンチを背負ったエンゼルスは、代打のエリック・ホズマーが放った本塁打性の大飛球をレフトのジャスティン・アップトンがジャンピングキャッチ。パドレスの攻撃を犠牲フライによる1点のみにとどめ、試合は2対2のまま延長戦に突入した。エンゼルスは10回表に代打で登場した大谷翔平が四球を選んで一死一、二塁のチャンスを作り、コール・カルフーンのタイムリー二塁打、デービッド・フレッチャーのスクイズ、アップトンの25号2ランで4点を勝ち越し。その裏をブレイク・パーカーがホズマーの11号ソロによる1点のみに抑え、6対3で延長戦を制した。

ホズマーの逆転弾をもぎ取り、10回表には自身が本塁打を放ってみせたアップトンは、自身の本塁打キャッチを「キャッチできるチャンスがあると思ったんだ。ウォーニング・トラックまで下がったとき、自分の居場所はハッキリわかっていたし、良い感じに打球を追うことができていた。あとは身体を伸ばしてキャッチするだけだったね」と振り返った。8回途中2失点の好投を見せたアンドリュー・ヒーニーは「彼は素晴らしい夜を過ごしたね」と攻守にわたるアップトンの活躍を絶賛。また、マイク・ソーシア監督は「投手陣が良い仕事をしてくれた。ヒーニーは素晴らしかったね」とヒーニーら投手陣の頑張りを称えていた。

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