戦列復帰のリベラが決勝弾 エンゼルスが3連戦スイープ

【エンゼルス3-2パドレス】@ペトコ・パーク

エンゼルスは右膝の炎症で故障者リスト入りしていたレネイ・リベラが戦列復帰を果たし、2対2の同点で迎えた9回表に4号勝ち越しソロ。3対2でパドレスとの接戦を制し、3連戦をスイープした。先発のフェリックス・ペーニャが6回2安打1失点(自責点0)と好投したエンゼルスだったが、2番手のキャム・ベドロージアンが7回裏にコリー・スパンジェンバーグに7号同点ソロを被弾。しかし、「6番・捕手」で先発出場した35歳のベテランがひと振りでチームに勝利をもたらした。8回裏の1イニングを無失点に抑えたホゼ・アルバレスが今季5勝目(3敗)。最後を締めくくったブレイク・パーカーは12セーブ目をマークした。

決勝弾を放ったリベラは「とても良い気分だね」と嬉しそうに試合を振り返った。「3ヶ月も戦列を離れたあとに復帰して、いきなりチームの勝利に貢献できるのは素晴らしい気分だよ。最高だ。復帰できて嬉しいし、プレイする機会をもらえて幸せだよ」とリベラ。「彼は故障する前もよくバットが振れていたからね。間違いなく、大きなホームランだったよ」とマイク・ソーシア監督もベテラン捕手のひと振りを称えた。なお、大谷翔平は9回表二死二塁の場面で代打として登場。パドレス4番手のカービー・イエーツのスプリッターの前にバットが空を切り、空振り三振に倒れた。

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