6番・シモンズが7号勝ち越し2ラン エンゼルス快勝

【タイガース2-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは1対1の同点で迎えた4回裏にアンドレルトン・シモンズが7号2ランを放って勝ち越しに成功。その後もエリック・ヤングJr.が1号ソロや犠牲フライを放つなど着実に加点し、タイガースに6対2で快勝した。エンゼルス先発のニック・トロピアーノは初回にニコラス・カステヤーノスに16号先制ソロを浴びたものの、5回62球を投げて打たれたヒットも許した得点もこれだけ。右肩の張りにより無念の降板となってしまったが、5回1失点の快投で今季5勝目(6敗)をマークした。なお、大谷翔平は「5番・DH」で先発出場。2打数ノーヒットに終わったが、第3打席と第4打席はともに四球を選んで出塁した。

エンゼルスのマイク・ソーシア監督が「あの場面が大きかった」と振り返ったのは6回表無死満塁のピンチを1失点で切り抜けた場面だ。2番手のノエ・ラミレスが2四球と1安打で無死満塁のピンチを招き、ホゼ・イグレシアスのタイムリーで2点差。ソーシアはここでラミレスを諦め、3番手のキャム・ベドロージアンを投入したが、ベドロージアンはこの起用に応え、カステヤーノスを見逃し三振、ジャイマー・キャンデラリオを二塁への併殺打に打ち取って一打同点の大ピンチを見事に脱した。その後はハンセル・ロブレスが2イニング、ジャスティン・アンダーソンが1イニングを無失点に抑えて逃げ切り。リリーフ陣の頑張りがチームの勝利を呼び込んだ。

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