『L'Equipe』は17日、「ボルドーのグスタボ・ポジェ監督は、FWガエタン・ラボルドの売却に怒りを表した」と報じた。
ボルドーの開幕戦でスタメン出場したFWラボルドが16日にモンペリエへと移籍。取引は300万ユーロ+ボーナスという条件だったと伝えられている。
昨日ヨーロッパリーグでウクライナのFCマリウポリと対戦したあと、ボルドーのポジェ監督は記者会見で強烈な怒りを表したという。
グスタボ・ポジェ 「今日は幸せではない。私がこのクラブに来てから最悪の一日だ。
このクラブが今日やったことは恥である。ガエタン・ラボルドをモンペリエに売ったことは。
我々はこんなことを止めるべきだと思う。『他の選手が獲得できない限りは出せない』とクラブには言っていた。
彼らはそれを気にしていなかったのだ。そしてラボルドを追い出した。
我々は11時45分にホテルに付いた。そしてラボルドはいなくなっていた。
彼から電話がかかってきて、モンペリエにいると言ってきた。誰も私にそれ以上何も言わなかった。
私は明日代理人と議論するよ。それから『決断』を下す」
「私に対して、選手に対して、ファンに対して彼らがやっていることは恥ずかしいものだ。受け入れることはできない。
オーナーや会長からの説明が必要だ。私が仕事を続けるかどうかはそれからだ。
私は説明を求める。真実を求める。リスペクトとプロフェッショナリズムを求める。それ以上はない。それがなければ、全ては終わりだ」
なお、その後ポジェ監督はボルドーから1週間の謹慎処分を受けており、事実上の解任となっている。
ただ、会長のコメントによれば選手らは開幕1試合での監督交代に難色を示しており、練習を拒否した者もいたとのこと。