的確なタックルに、光るチャンスメイク数 リヴァプール“不動の左SB”は今季も健在

闘争心溢れるプレイが光るロバートソン(写真手前) photo/Getty Images

スコットランドの下部リーグなどでのプレイを経て、昨夏にリヴァプールに加入したDFアンドリュー・ロバートソン(スコットランド代表)。無尽蔵のスタミナを活かしたオーバーラップや粘り強い対人守備がユルゲン・クロップ監督の目に留まり、今や同クラブ不動の左サイドバックとしての地位を確立している。

そんな同選手が、現地時間20日に行われたプレミアリーグ第2節(クリスタル・パレス戦)で良好なスタッツを記録。データサイト『SOCCER WAY』によると、ロバートソンは両軍のフィールドプレイヤー中2番目に多いチャンスメイク数(3回)や、3番目に高いファイナルサード(※)でのパス成功率(85%)を叩き出している。また、同選手は守備面でも存在感を発揮。両軍のフィールドプレイヤー中最多のタックル成功数(4回)を記録した。

48分には自陣ゴール前から敵陣に一気に駆け上がってモハメド・サラーへ決定的なパスを送るなど、躍動感溢れるプレイが目立ったロバートソン。攻守両面でハードワークを厭わない同選手の存在が、同クラブに好影響をもたらしていると言っても過言ではないだろう。

※ピッチを3分割した際の、相手ゴール側の区域のこと。

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