もうマンUは3バックに変化するしかない? センターバックの実力に疑問アリ

マンUを指揮するモウリーニョ photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドは今夏望んでいたセンターバックの補強ができず、第2節のブライトン戦で3失点を喫して敗れたことからエリック・バイリーとヴィクトル・リンデロフのコンビに厳しい視線が向けられている。リンデロフがマークを外してしまうなど、指揮官ジョゼ・モウリーニョが補強を望むのも無理はないだろう。

英『sky SPORTS』によると、クラブOBのガリー・ネビル氏もバイリーとリンデロフのコンビに満足していない。2枚のセンターバックで守備が不安定になっている以上、次節のトッテナム戦ではモウリーニョが3バックを選択してくるのではないかと予想を展開している。

「モウリーニョは3バックにするしかないと思う。チェルシー時代にモウリーニョが抱えていたセンターバックを見ると、彼らには強さがあった。だが、ユナイテッドで彼はそうしたセンターバックを抱えていないからね」

特にチェルシー第一次政権ではジョン・テリー、リカルド・カルバーリョと世界トップレベルのセンターバックが構え、なかなか失点しないチームだった。少なくともセンターバックがミスを連発して格下に複数失点するケースはほとんどなかった。今のマンUのセンターバックにはそれほどの安定感がなく、センターバックの頭数を増やすことで対応するのがベストなのかもしれない。モウリーニョがブライトン戦の3失点からどう守備を立て直してくるのか楽しみだ。

© 株式会社FACTORIES