レイズが相手のエラーでサヨナラ勝ち 4連戦スイープ

【ロイヤルズ3-4xレイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは3対3の同点で迎えた9回裏に一死満塁のチャンスを作り、相手のエラーでサヨナラ勝ち。本拠地でのロイヤルズ4連戦をスイープし、貯金は今季最多の6となった。初回にルーカス・デューダのタイムリーで先制を許したレイズは、3回裏にジョーイ・ウェンドルの犠牲フライとウィリー・アダメスのタイムリーで逆転に成功。5回表にアレックス・ゴードンのタイムリーとサルバドール・ペレスの犠牲フライで再びリードを奪われたものの、7回裏にC.J.クロンの内野ゴロの間に同点とし、9回裏にサヨナラを決めた。ロイヤルズは9回裏一死満塁の場面で一塁へのゴロを捕球したライアン・オハーンからの送球が少し低くなり、捕手のペレスが捕球できず。接戦を落とし、今季90敗目を喫した。

7回裏に同点に追い付いたあと、一死満塁のチャンスでケビン・キアマイアーの併殺崩れの間に1点を勝ち越したように思われたレイズだったが、一塁走者・アダメスの二塁へのスライディングがチャレンジの末、守備妨害と判定され、併殺でイニング終了。9回裏は再び一死満塁の場面でキアマイアーに打席が回り、打球はまたしても併殺コースのゴロとなったが、今度は相手のミスに助けられ、チームに決勝点をもたらした。レイズ投手陣は先発のタイラー・グラスナウが5回3失点で降板したあと、アダム・コラレックが2イニング、ホゼ・アルバラードとセルジオ・ロモが各1イニングを無失点に抑える好投。救援陣の頑張りが幸運なサヨナラ勝利に繋がった。

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