開幕前から優勝するチームが分かり切っているのは残念なことだが、恐らくブンデスリーガは今季もバイエルンが優勝するだろう。戦力面で見ても、バイエルンと互角に渡り合うのは極めて難しい。
独『Welt』によると、シュッツトガルトのミヒャエル・レシュケSDは「バイエルンは今季も王者となるだろう。2019－20、2020－21、2021－22シーズンもだ」とコメントしており、2018－19シーズン開幕前のタイミングで4シーズン先のバイエルン優勝まで予想している。
しかし、これは決して大袈裟な予想でもないだろう。それほど今のバイエルンと競り合うのは難しい。他クラブによほどの変化でも起きない限り、リーグ戦でバイエルンを上回ることはないだろう。
米『ESPN』は、「バイエルンと競り合るか？恐らくそれはないだろう」と特集しているが、近年のバイエルンは常に勝ち点80超えを達成して優勝を果たしている。昨季も勝ち点は84だ。つまりバイエルンを上回るには、最低でも勝ち点80は獲得しておかなければならない。
しかし、2000年に入ってからバイエルン以外のクラブが勝ち点80超えを記録したのは2011－12シーズンのドルトムントのみ（81点）。勝ち点70を獲得できていれば良い方だ。今季もバイエルンの独走が容易に想像できるが、サプライズを起こすクラブは現れるか。
