昨季、チェルシーで最も多くの得点を決めたのはMFエデン・アザールで17点だった。それを超え、シーズンに20得点決めてやろうと意気込んでいるのがMFロス・バークリーだ。バークリーはエヴァートンから加わった選手だが、昨季はアントニオ・コンテの下で影の薄いシーズンを過ごしてしまった。しかし指揮官がマウリツィオ・サッリに代わったことで出番が増え、重要な選手になろうと奮闘している。
英『Telegraph』によると、バークリーが目指しているのは大量点の奪えるMFだ。参考としているのはクラブのレジェンドであるフランク・ランパードで、ランパードのように得点を奪えるMFへ変化したいと語っている。
「僕はシーズンに20ゴール決められると信じているんだ。多いけど、達成できる。ランパード、ジェラード、スコールズらもそうだった。ランパードは僕にとってのお手本だ。彼は僕と似た年齢でチェルシーに入ったし、キャリアでも似たような位置にあった。幼少期から彼は僕のアイドルだったし、チャンピオンズリーグでゴールを決めるのも見てきた。彼がチェルシーで成し遂げたことの半分でもできれば、成功となるんだろうね」
ランパードも強烈なミドルシュートなどを武器に大量点を奪えるMFだった。仮にバークリーが20ゴールを決めてくれれば、チェルシーとしては非常に大きい。攻撃的なサッカーを志向するサッリの下で攻め上がる機会は明らかに増えているが、バークリーはランパードの領域に近づけるか。
