ブリュワーズが3回に一挙6得点 2カード連続勝ち越し

【パイレーツ4-7ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ブリュワーズは3回裏にパイレーツ先発のクリス・アーチャーを攻め、ヘスス・アギラーの犠牲フライで先制。さらにライアン・ブラウンのタイムリー、マイク・ムスターカスの24号2ラン、マニー・ピーニャの7号2ランで5点を追加し、一挙6得点のビッグイニングを完成させた。その後、先発のチェイス・アンダーソンが4点を失って2点差に詰め寄られたものの、6回裏にジョナサン・スコープが19号ソロを放って3点リード。このリードを強力リリーフ陣が守り抜き、パイレーツ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。アンダーソンは6回途中4失点ながら今季9勝目(7敗)をマークして2年連続の2ケタ勝利に王手。一方、パイレーツはアーチャーの乱調が誤算だった。

パイレーツを破ったブリュワーズは依然としてナ・リーグ中部地区3位ながら、首位カブスとの4.5ゲーム差をキープ。また、ワイルドカード争いでは3位ロッキーズに1ゲーム差をつけて2位を守り、ポストシーズン進出圏内を維持している。クレイグ・カウンセル監督は「今回のホームの戦いでは奇妙な試合もあったけど、(レッズ3連戦とパイレーツ3連戦の)いずれのカードでも3試合のうち2試合に勝つことができた」とホーム6試合で4勝2敗という結果に満足げ。「カードに勝ち越すということは多くの良いことを導いてくれるからね」と試合内容はともかく、2カード連続勝ち越しという結果を歓迎した。

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