ロイヤルズ・ジュニスが得意のタイガース戦で完投勝利

【タイガース2-6ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

今季タイガースに対して3先発で3勝0敗、防御率1.64という素晴らしい成績を残しているジェイコブ・ジュニス(ロイヤルズ)がタイガースと4度目の対戦。3回表に無死一、三塁のピンチを招いて一死後にジャイマー・キャンデラリオの犠牲フライで先制を許し、8回表にはジャコビー・ジョーンズに9号ソロを浴びたものの、104球で9イニングを投げ抜き、被安打6、奪三振7、無四球、2失点という安定したピッチングで自身初となる完投勝利をマークした。これにより今季のタイガース戦での成績は4先発で4勝0敗、防御率1.74となった。

ロイヤルズでは昨年6月のジェイソン・バルガス以来となる完投勝利をマークしたジュニスは「最高だよ。完投は先発投手の目標でもあるし、達成できてとても良い気分だ」と嬉しそうに語った。タイガース戦で好成績をマークしていることについては「理由はよくわからない」としたジュニスだが、「タイガースには好打者が何人もいる。今日の彼らはスライダーを狙っていた。だから速球主体のピッチングに切り替えたんだ。それが今日の試合のターニングポイントだったね」と冷静に相手を分析。同地区で対戦も多く、事前にしっかり準備をできることがタイガース戦での好投に繋がっているのかもしれない。ジュニスはこれで今季7勝目(12敗)。自身初となる2ケタ勝利も視界に入ってきた。

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