構成資産に「野崎島の集落跡」（長崎県北松小値賀町）がある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を記念し、８日午後５時から同町笛吹郷の町離島開発総合センターで式典が開かれる。
町や地元商工関係者らで構成する実行委主催。町外の野崎島出身者でつくる「小値賀野崎会」の白濱久夫さんらに、西浩三町長が感謝状を手渡す。文化庁の鈴木地平文化財調査官による講演もある。
入場無料で予約不要。実行委事務局の町総務課は「継承のためには、登録がゴールでなくスタートであることを確認する場になれば」としている。問い合わせは同課（電０９５９・５６・３１１１）。
