巨人岡本が12安打&3発&11打点&打率5割の“4冠”…18年第22週投打5傑【セ編】

同僚の岡本とともに打撃好調の巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

広島が好調も打者は巨人の2人が活躍、復帰の坂本も打率4割をマーク

 セ・リーグは首位広島がマジックを順調に減らしているが、2位以下は予断を許さない状況が続いている。

【セ・リーグNPB第22週(8/27-9/2)】

1広島(6試合6勝0敗0分、勝率1.000)
2ヤクルト(6試合3勝3敗0分、勝率.500)
3巨人(6試合2勝3敗1分、勝率.400)
3阪神(5試合2勝3敗0分、勝率.400)
3DeNA(5試合2勝3敗0分、勝率.400)
6中日(6試合1勝4敗1分、勝率.200)

 広島が圧倒的に強く、他の5球団は貯金を増やすことができなかった。

【打者5傑】

○安打
1坂本勇人(巨)12
2岡本和真(巨)11
2ビシエド(中)11
4田中広輔(広)9
4青木宣親(ヤ)9
4アルモンテ(中)9

○本塁打
1岡本和真(巨)3
1バティスタ(広)3
1ソト(De)3
4ゲレーロ(巨)2
4鈴木誠也(広)2

○打点
1岡本和真(巨)11
2ソト(De)8
3バティスタ(広)7
4福留孝介(神)6
4大島洋平(中)6

○盗塁
1田中広輔(広)2
1野間峻祥(広)2
1石川雄洋(De)2
 1盗塁20人

○打率(規定打席以上)
1岡本和真(巨).500
2ビシエド(中).458
3福留孝介(神).444
3西川龍馬(広).444
5坂本勇人(巨).414

○RC(Run Create)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1岡本和真(巨)11.32
2坂本勇人(巨)6.79
3ゲレーロ(巨)6.24
4鈴木誠也(広)5.74
5丸佳浩(広)5.50

 巨人岡本が盗塁を除く全部門で週間1位の圧倒的な活躍。戦線復帰した同僚の坂本も打率4割。月間安打のセ・リーグ記録を樹立した中日ビシエドは11安打、打率.458をマークした。

投手は…

【投手5傑】

○勝利
1中崎翔太(広)2
2メルセデス(巨)1
2大瀬良大地(広)1
2ジョンソン(広)1
2東克樹(De)1
2今村信貴(巨)1
2小熊凌祐(中)1
2小川泰弘(ヤ)1
2山中浩史(ヤ)1
2岡田明丈(広)1
2青柳晃洋(神)1
2古野正人(ヤ)1
2石田健大(De)1
2アドゥワ誠(広)1
2岡本洋介(神)1

○セーブ
1石山泰稚(ヤ)3
2山崎康晃(De)2
3フランスア(広)1
3アダメス(巨)1
3ジャクソン(広)1

○ホールド
1近藤一樹(ヤ)3
2一岡竜司(広)2
2桑原謙太朗(神)2
2ジャクソン(広)2
2上原浩治(巨)2
2梅野雄吾(ヤ)2
2澤村拓一(巨)2

○奪三振
1小熊凌祐(中)10
1一岡竜司(広)10
3石田健大(De)9
4小川泰弘(ヤ)8
4岩貞祐太(神)8
4桑原謙太朗(神)8
4フランスア(広)8

○防御率(規定投球回数以上)
1山中浩史(ヤ)0.00
1小川泰弘(ヤ)0.00
1大瀬良大地(広)0.00
1東克樹(De)0.00
1才木浩人(神)0.00

○PR(PitchingRun)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回で算出
1山中浩史(ヤ)28.6
2小川泰弘(ヤ)27.3
2大瀬良大地(広)27.3
2東克樹(De)27.3
5才木浩人(神)26.0

 リーグ防御率は3.89。ヤクルト山中が7回1/3を零封。同僚の小川と広島の大瀬良、DeNAの東が7回を零封。救援陣では広島一岡が5イニングでリーグトップタイの10奪三振。ヤクルトの石山が3セーブを挙げた。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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