なぜ昇格クラブに来たのだろうか。恐らくコートジボワール代表MFジャン・ミシェル・セリがプレミアリーグ昇格組のフラムにやってきたことに多くの者が驚いたことだろう。セリは昨夏シャビ・エルナンデス2世などと言われてバルセロナ入りの可能性も噂されていた選手だからだ。
しかし昨夏の移籍は実現せず、今夏にはフランスのニースを離れてフラムに加入した。英『Daily Mail』によると、フラムのDFアルフィー・モーソンはセリが驚くほど良い選手だと脱帽している。今までプレイしてきた中では最高の選手と絶賛しており、昇格クラブでこのようなタレントとチームメイトになれたことに驚いているようだ。
「彼は優れた選手だよ。トレーニングでも現実とは思えないほど素晴らしいんだ。彼は中盤に落ち着きをもたらしてくれる。誰よりもピッチをカバーしているし、ボール扱いのクオリティは異なるレベルにある。僕がこれまでプレイしてきた中では誰よりも優れているよ」
フラムは開幕から1勝1分2敗とやや苦しいスタートを切っており、もしかしたら残留争いに巻き込まれることになるかもしれない。ただしセリやアンドレ・シュールレなどタレントはある程度揃っており、タレントを守るためにも何とか今季の降格は避けたいところだ。