今季のプレミアリーグ第4節終了時点で全勝(3位)と、好調を維持しているワトフォード。現地時間2日に行われた第4節では強豪トッテナムを相手に逆転勝利(2-1)を収めるなど、快進撃を続けている。
英『Mirror』は現地時間の5日、「ワトフォードのファンは、(同クラブの)プレミアリーグ制覇を夢見ることが許されている」と報道。2015-2016シーズンに奇跡のリーグ優勝を成し遂げたレスター・シティを引き合いに出し、ワトフォードの今季のリーグ制覇の可能性について言及した。昨季のプレミアリーグで11勝8分け19敗(14位/勝ち点41)と振るわなかったワトフォードだが、この戦績がレスターが優勝する前のシーズン(2014-2015シーズン)に残した順位や勝ち点、及び勝敗数と完全に一致。この偶然に着目した同メディアは「(2014-2015シーズンで低迷した)レスターが2015-2016シーズンに残した“おとぎ話”は、スポーツ界における最大級の成果だ。歴史が繰り返されるかもしれない」と、奇跡の再現を予想している。
[4-4-2]の布陣をベースとした堅守速攻型の戦いを徹底し、勝ち点を積み上げているワトフォード。採用している戦術も2015-2016シーズンのレスターと酷似しているが、群雄割拠のプレミアリーグで新チャンピオンが誕生するのだろうか。