2019年新設の『MotoE』暫定カレンダーが発表。初年度はヨーロッパで全5戦開催

 ドルナスポーツは9月8日、『FIM Enel MotoE World Cup』(MotoE)の暫定カレンダーを発表した。

 2019年から開催を目指す電動バイクの新シリーズ『MotoE』。MotoGP第13戦サンマリノGPで4回目の会議が行われ、2019年の暫定カレンダーが発表された。

 これまで、イタリアの電動バイクメーカー、Energica Motor Company(エネルジカ・モーターカンパニー)のスーパーバイク『Energica Ego Corsa(エネルジカ・エゴ・コルセ)』のワンメイク、タイヤサプライヤーはミシュランであることが決定。金曜日に30分のフリー走行が2回、土曜日に公式予選、日曜日に決勝レースが行われることも発表されてきた。

 チームは12チーム、18名のライダーで、MotoGPクラスの参戦チームからは各2名のライダー、Moto2クラスとMoto3クラスの参戦チームからは各1名のライダーがエントリーする。

 全5戦の開催が予定され、MotoGP第4戦スペインGP、第5戦フランスGP、第9戦ドイツGP、第11戦オーストリアGP、第13戦サンマリノGPと併催することが今回決定。Moto3クラスの決勝レース前に行われること、周回数は7ラップから10ラップになることも発表された。

 2019年シーズンのMotoEシリーズ暫定カレンダーは以下の通り。

■2019年MotoE暫定カレンダー(9月8日時点)

Round Data Country Circuit

第1戦 5月5日 スペイン ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト

第2戦 5月19日 フランス ルマン

第3戦 7月7日 ドイツ ザクセンリンク

第4戦 8月11日 オーストリア レッドブルリンク‐シュピールベルク

第5戦 9月15日 サンマリノ ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリ

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