ブルージェイズの新人左腕・パノーンが好投 今季2勝目

【インディアンス2-6ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ブルージェイズ先発のトーマス・パノーンは、7回途中までインディアンス打線をソロ本塁打2本による2点のみに抑える好投を見せ、今季2勝目(1敗)をマーク。93球を投げて被安打4、奪三振2、与四球3という内容で、通算3度目の先発登板で2度目のクオリティ・スタートを記録した。ジャスティン・スモークは初回に24号先制2ランを放つなど2安打3打点の活躍。1点リードで迎えた8回裏にはテオスカー・ヘルナンデスがセンターへ20号3ランを叩き込んだ。インディアンスのホゼ・ラミレスは初回に盗塁を決め、「30本塁打&30盗塁」を達成。球団史上3人目の快挙となった。

新人左腕・パノーンが得意のカーブボールと時速88マイル前後の速球を駆使してインディアンス打線を翻弄。ブルージェイズは本拠地でのインディアンス4連戦を2勝2敗で終えた。ジョン・ギボンズ監督は「相手打者を幻惑させていた。今日も素晴らしい仕事をしてくれたね」とパノーンの好投を称賛。2013年のドラフトでインディアンスから9巡目(全体261位)指名を受けてプロ入りし、昨年7月にジョー・スミスとのトレードでブルージェイズに加入した左腕が、古巣を相手に白星を手にした。パノーンは「今日はカーブボールを良い感じに投げることができた。カウントを稼ぐのにも使えたから良かったよ」とカーブボールを上手く使えたことを好投の要因に挙げていた。

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