マンシーニが5打点の活躍 オリオールズ8連敗ストップ

【ブルージェイズ0-7オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

8連敗中のオリオールズは先発のデービッド・ヘスが6回4安打無失点と好投し、打線は6回裏にトレイ・マンシーニの19号3ランなどで4点を先制。さらに7回裏にはマンシーニの2点タイムリー二塁打とティム・ベッカムのタイムリーで3点を追加し、7対0の快勝で連敗をストップした。好投のヘスは日本時間5月26日のレイズ戦以来3ヶ月ぶりとなる今季3勝目(8敗)をマーク。なお、8試合連続本塁打に挑戦したブルージェイズのケンドリズ・モラレスは①空振り三振、②一塁ゴロ、③四球、④空振り三振に終わり、快挙達成はならなかった。

マニー・マチャドをドジャース、ジョナサン・スコープをブリュワーズへ放出し、マーク・トランボが故障離脱中のオリオールズ。元本塁打王のクリス・デービスも調子が上がらず、打線の弱体化に歯止めが掛からない状況が続いているが、この試合で自己最多タイの5打点を叩き出したマンシーニが8月に入って本来の打棒を取り戻し、打線を支えている。前半戦は打率.216、12本塁打、OPS.655に終わったマンシーニだが、後半戦は打率.292、7本塁打、OPS.825と急上昇。8月に入って6本塁打を放ち、月間OPS.844をマークしている。地区最下位に低迷し、モチベーションの意地が難しい状況のなか、今季19本塁打のマンシーニにとっては昨季の本塁打数(24本)を超えることが目標の一つとなりそうだ。

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