ツインズ・アストゥディーヨが勝ち越し決めるサヨナラ弾

【ロイヤルズ1-3xツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは1対1の同点で迎えた9回裏にウィリアンス・アストゥディーヨが自身初のサヨナラ弾となる3号2ランを放ち、劇的なサヨナラ勝利。本拠地でのロイヤルズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。ツインズは今季初登板初先発のチェイス・デヨングが4回73球無失点と好投し、2回裏にエイレ・アドリアンザのタイムリーで1点を先制。一方のロイヤルズは先発のイアン・ケネディが先制を許しながらも6回93球1失点の好投を見せ、6回表にアダルベルト・モンデシーの7号ソロで同点に追い付いた。試合はそのまま9回に突入し、アストゥディーヨの劇的な一発で決着。ツインズ4番手のトレバー・ヒルデンバーガーに今季4勝目(3敗)が記録された。

9回裏のツインズは打者2人が凡退して二死走者なしとなったものの、マックス・ケプラーがライトへの二塁打でチャンスを作り、アストゥディーヨが左中間へのサヨナラ弾。日本時間7月31日のインディアンス戦以来、今季6度目のサヨナラ勝ちとなった。ポール・モリター監督は「ミスター・アストゥディーヨの伝説は続いているみたいだね」と語り、サヨナラ弾を放ったアストゥディーヨの活躍を絶賛。「彼にとっては初めてのサヨナラ本塁打だ。良い形で1日を終えることができたね」とヒーローを称えつつ、嬉しそうに試合を振り返った。マイナー通算2461打席でわずか81三振という驚異のバットコントロールを誇るアストゥディーヨは、ここまでメジャーで14試合に出場して打率.297をマーク。自慢の好打を武器に日々存在感を増している。

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