アスレチックスが4回裏5得点で逆転 3連戦をスイープ

【レンジャーズ3-7アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アスレチックスは3点ビハインドの4回裏に反撃を開始。フランクリン・バレートのタイムリーとアリエル・ジュラードの暴投で1点差に詰め寄ると、ニック・マルティーニの二塁への内野安打にルーグネッド・オドーアの送球ミスが絡んで逆転に成功し、ラモン・ラウレアーノにもタイムリー二塁打が飛び出して一挙5得点のビッグイニングとなった。5回裏にマーカス・セミエンの内野ゴロの間に1点、7回裏にはスティーブン・ピスコッティの23号ソロでさらに1点を追加し、7対3で勝利。本拠地でのレンジャーズ3連戦をスイープして連勝を4に伸ばし、首位アストロズとのゲーム差は2.5に縮まった。

アスレチックスのボブ・メルビン監督は「今日は非常に多くの選手がチームに貢献してくれた」とチーム一丸となって勝利を勝ち取った一戦を振り返った。打線は先発9人のうち7人がヒットを放ち、ピスコッティはキャリアハイとなる23号ソロ。投げては先発のトレバー・ケーヒルが6四球と制球を乱し、3回途中で降板となったものの、あとを継いだ7人のリリーバーが無失点リレーを展開し、3点を先行したレンジャーズに追加点を許さなかった。ピスコッティは「僕たちは地区優勝したいと思っている」と地区優勝を目指すことを高らかに宣言。アストロズとの直接対決は残っていないものの、レギュラーシーズン残り18試合で2.5ゲーム差は十分に射程圏内と言えるだろう。

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