リヴァプールサポーターにとってこの答えは受け入れられるものなのだろうか。DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが世界最高のセンターバックにレアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスの名前を挙げたのだ。
ラモスといえば、昨季チャンピオンズリーグ決勝でリヴァプールFWモハメド・サラーに怪我を負わせたことが問題視された。意図的とも思える部分があり、リヴァプールサポーターはエースを潰されたと激怒したのだ。アーノルドもそれを理解しているが、だからといってラモスへの評価が変わることはないようだ。
英『The Guardian』によるとアーノルドは、「どの選手にもそれぞれの勝ち方があり、彼はこの10年間勝者であることを示してきた。彼は間違っていない。リーガ・エスパニョーラを数度制し、カップ戦もチャンピオンズリーグも獲った。代表ではEURO、ワールドカップもだ。彼は間違いなく世界最高のセンターバックだ。5月は敵だったけど、選手としてリスペクトしないといけないよ」とコメントしている。
タイトルの数で見れば、ラモスがここ10年近く世界のトップを走ってきたのは間違いない。少し悪役のようになっているところはあるものの、能力を評価すればアーノルドの見方も間違いではないだろう。