スターもいないし勝てないし 今のイタリアは”史上最悪”か?

結果が出ていないイタリア代表 photo/Getty Images

ロシアワールドカップ出場権を逃し、復活を目指して戦いを続けているイタリア代表。しかし、復活への道のりは想像している以上に難しいものなのかもしれない。

スペイン『MARCA』がイタリア代表を特集しているが、今年に入ってからのイタリアは全くと言っていいほど結果が出ていない。3月にはアルゼンチン代表に0-2で敗れ、イングランド代表とは1‐1のドロー。5月にはサウジアラビア代表に2‐1で勝利したものの、フランス代表には1-3で敗北。オランダ代表とは1‐1で引き分け、今回のUEFAネーションズリーグではポーランド代表と1‐1、ポルトガル代表には0‐1で敗れてしまった。こう見ると勝ったのはサウジアラビア戦のみだ。

さらに同メディアは、イタリア人選手が国外クラブで活躍できていない現状を嘆いており、欧州のトップクラブで活躍できているのはチェルシーMFジョルジーニョとパリ・サンジェルマンMFマルコ・ヴェッラッティのみだとバッサリ切り捨てている。

親善試合とはいえ結果が出ず、タレント不足も否めない。このことから同メディアは「イタリアは史上最悪の時期を過ごしているのでは?」と伝えている。果たしてこの難局を抜け出すことはできるのだろうか。

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