機内でカピカピ肌になってしまうのを防ぐために
「ワクワクする旅行なのに移動するだけで疲れてしまう」とお悩みの方はいませんか？
機内は富士山5合目並みに気圧が低く、砂漠並みに乾燥していて、さらに狭い座席で長時間過ごさなければならないという相当過酷な環境。身体が疲れてしまうのも無理ありません。
そんな過酷な場を職場として毎日働いているCAは、「気圧も低いし乾燥しているので身体がだるくて仕事ができません」なんてことは言ってられません。
さらにお客様に気持ちよくお過ごしいただくために、どんなに疲れていても清潔感のある身だしなみで笑顔でいることが求められます。そのためには機内でも健康、美容をキープすることが必須項目！
ここではそんなキャビンアテンダントが実践する機内で快適に過ごすコツをお届けします。
今回お伝えしたいのは、機内でのメイク落としについて。飛行機の中でお肌がガビガビになってしまうのを防ぐためには欠かせないポイントです。CAも実践する、賢いメイク落としのコツを伝授いたします。
お化粧は落とす？落とさない？
女性なら一度は悩んだことがあるのでは？飛行機に乗るときはお化粧を落とした方がいいのか、さらに落とすとしたら飛行機に乗る前か後かということ。
ずばり結論から言うと、国内線など1～2時間程度ならお化粧したままでもあまり問題はないのですが、長距離フライトの場合はお化粧を落とした方が良いでしょう。
特に機内で睡眠をとるような場合はその差は歴然！お化粧を落としてから眠った方がお肌への負担が軽くてすみます。
カピカピ肌を防ぐにはお化粧を落とすことがまず第一！
キャビンアテンダントはフライト中はもちろんお化粧を落とすことができませんが、旅行などプライベートで乗る際にはすっぴん&マスクで乗り込むことがほとんどです。
機内でお化粧を落とすベストタイミングは？
でも「家からすっぴんで行くのはちょっと……」とか、「仕事後に向かうのでお化粧を落とす暇がない」というケースもあるかと思います。そんな場合は機内でお化粧を落としましょう。
機内でお化粧を落とすタイミングとしては、一回目の食事の後がおすすめ。
離陸してから食事が終わるまでは何かとバタバタするので、お化粧を落としている最中にドリンクやお食事が来てしまったりテーブル上がごちゃごちゃしてしまうことも。
お食事が終わってひと段落したところでゆっくりクレンジング&スキンケアを行いましょう。
また、食事の後は睡眠タイムに向けて機内の照明も徐々に暗くなっていくことが多いので、すっぴんでもあまり目立たないのも女性にとっては嬉しいですよね。
機内でのお化粧落としにはクレンジング化粧水がおすすめ
ただ、機内のシンクは小さくて洗顔するには不向きです。そこで、CAが愛用しているのが拭き取りタイプのクレンジング化粧水。
コットンに含ませ拭き取るだけでクレンジング、洗顔、化粧水まで終了するというものです。
座席に座ったまま簡単にお化粧落としを完了することができるので、お化粧室の行列に並ぶ必要もありません。洗い残しを防ぐという点でもおすすめ。
今はこのようなクレンジング化粧水も種類が豊富にでてきているので、お気に入りの一品を見つけておくと便利。疲れて帰宅して顔を洗う体力も残ってないというときにも役立ちます。
その後は美容液、クリームなどでたっぷり保湿してあげましょう。
コンタクトレンズはいつ外す？
お化粧を落とすタイミングと同様に質問が多いのがコンタクトレンズを外すタイミング。
状況が許せば最初からメガネで乗り込んでしまうのがベストですが、機内で外すとすればやはりこちらも先ほどと同様に一回目の食事の後がおすすめです。
お化粧を落とすタイミングでコンタクトレンズも外して、目の際や粘膜についたアイメイクもしっかりOFFしてあげましょう。綿棒にクレンジング化粧水を含ませ軽く拭くと驚くほど汚れが取れますよ！
ただでさえ乾燥する機内ではコンタクトレンズがカピカピになってしまいやすいのですが、絶対にNGなのがコンタクトレンズをしたまま眠ってしまうこと。
相当な目の負担になってしまいます。
離陸後すぐにうとうとしてしまうという方は、飛行機にのる前にコンタクトレンズだけでも外してメガネで乗り込むのが良いかもしれません。
これで機内で寛ぐ準備は完了ですね！
ぜひ次回の海外旅行の参考になさってみてください。
