ランボルギーニ エスパーダ&イスレロが集結! 50周年記念ツーリング

エスパーダとイスレロの50周年を記念したツーリングを開催

FRで4人乗りの希少ランボルギーニ、誕生50周年を迎える

2018年9月13日、イタリアにおいて、20台のクラシックランボルギーニが集結、トスカーナやローマを巡る800kmのツーリングを敢行した。今回集まったのは、クラシックランボルギーニの中でも「エスパーダ」「イスレロ」の2車種のみ。

実は2018年9月は、この2車種が誕生した1968年9月からちょうど50周年の節目。このタイミングで、現存する希少なモデルが各地から集まり、豪華絢爛なツーリングを開催したというわけだ。

◆【詳細画像】豪華絢爛! 20台のクラシック・ランボがイタリア各地をツーリング

エスパーダとイスレロの50周年を記念したツーリングを開催
エスパーダとイスレロの50周年を記念したツーリングを開催

▲左:ランボルギーニ エスパーダ / 右:同 イスレロ

特に希少なモデルのオーナーに対しランボルギーニCEOからの表彰も

エスパーダとイスレロの50周年を記念したツーリングを開催
エスパーダとイスレロの50周年を記念したツーリングを開催

今回のツーリングでは、世界各国から集まった20台のランボルギーニ エスパーダ / イスレロがイタリアの丘陵地帯や旧市街を走行。その後、その中でも特に価値ある車両のオーナーが、ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏から表彰された。

同一のオーナーによる所有年月が最も長い1台として表彰されたのは、1973年製のエスパーダ・シリーズ3のシャシーナンバー9300。1977年1月にイギリス人夫婦が中古で購入し、通勤や子供たちの学校への送り迎えのファミリーカーとして何年も活躍(!)。その後、結婚してから50年を迎え、オーナー夫婦は家族同様の存在であるこのエスパーダをレストアし、今回のツーリングに申し込んだ。

最も遠方からの参加で表彰を受けたのは、希少なエスパーダ・シリーズ2のシャシーナンバー8386で、12台しか生産されなかったVIP装備の1台。ノルウェー人のオーナーが、オスロから往復6000kmの距離を走行して参加した。

オリジナルに最も忠実な車として表彰されたのは、1968年製イスレロS、シャシーナンバー6435。合計70台しか生産されなかったイスレロSの中でも非常に希少な右ハンドルの車で、イギリス人コレクターが所有している。保守点検のために毎年イギリスから本社ファクトリーまで通っているこの1台は、1969年に新車で購入され、1993年にオーナーの息子に引き継がれた。

ランボルギーニ エスパーダ / イスレロってどんな車?

エスパーダとイスレロの50周年を記念したツーリングを開催

1968年9月に誕生したランボルギーニの2モデルで、両車ともランボルギーニ製4リッターV12エンジンを搭載したFRモデル。

エスパーダ(写真左)は、丸目4灯のヘッドライトを持つ大柄なモデルで、2ドア4シーターとなる。一方のイスレロ(写真右)はリトラクタブルヘッドライトを持ち、2+2レイアウトを持つ。

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