5シーズンぶりのプレミアリーグを戦うフラム。ここまで5試合を消化しで1勝1分3敗と、序盤は苦しい出だしとなった。
そんな今季のユニフォームは、ホームとアウェイの両キットを7月にリリース。しかしクラブは開幕5試合で既に“4つのキット”を着用した。最後のページで、その理由と4キットをまとめて掲載している。
Fulham 2018-19 adidas Home
ホームはホワイトとブラックの伝統的なカラーコンビネーション。胸の水平ストライプは、プレミア初昇格に向けて上昇気流に乗っていた時代を彷彿とさせる。クラブの説明によれば今回のデザインは、80年代や90年代のキットにインスピレーションを得たという。
背面はシンプルにホワイト一色。首元にはクラブ創立年を示す“1879”をレタリング。
パンツはブラック、ソックスはホワイトを基調。ソックスは膝部分にスリーストライプスを配する。
画像は1998-99シーズンのホームキット。このシーズンは当時のディヴィジョン2(3部相当)を優勝し、ディヴィジョン1へ昇格。その勢いのまま、2001-02シーズンのプレミアリーグ初昇格までトントン拍子で駆け上がる。
Fulham 2018-19 adidas Away
アウェイキットはダークブルーを基調としたカラーで、adidasのテンプレートを用いたモダンなデザイン。今季から胸のスポンサーは、スポーツベッティング/オンラインカジノの「dafabet」に変更となった。
近年は使われることが少なかったブルーだが、2000年代はアウェイやサードに度々登場。さらに歴史をさかのぼれば、創立当時のチームはホワイトではなくブルーのキットを使用していた。
ホーム・アウェイ共通で、左袖にはスポンサー「ICM Capital」のロゴマークを掲出。
パンツ、ソックスともにダークブルーを基調とするが、対戦相手によって色を変えることがある。
前述の通り、今季のフラムのフィールドプレーヤー用キットはホーム・アウェイの2種類のみリリースだが、開幕から5試合で4種類のキットを着用している。キットクラッシュの回避がその理由だが、開幕5試合で4つを着用はレアケースと言えるだろう。
これは今季のホームキット。ホームゲームだったシーズン開幕戦はクリスタル・パレスに敗れたが、第3節のバーンリー戦で今季初勝利。
こちらはアウェイキット。第5節のマンチェスター・シティ戦でリーグ初登場となったが、ソックスはホーム用を着用。
第4節のブライトン戦では、昨季のアウェイキットを着用してファンを驚かせた。
さらに第2節のトッテナム戦では、何と2016-17シーズンのアウェイキットが登場。もちろんスポンサーは今季用に変更している。
ブライトン、トッテナムともホームキットはホワイト/ブルー。そのためフラムはどちらも使えなかったと考えられるが、こうなると流石にイエローやレッドのサードキットが必要と思われる。