ガラスの天才にランパード2世まで 今季華麗なる復活遂げた”8選手”

ルーク・ショー photo/Getty Images
トビー・アルデルヴァイレルト photo/Getty Images
マリアーノ photo/Getty Images
レナト・サンチェス photo/Getty Images
ロス・バークリー photo/Getty Images
ダニエル・スタリッジ photo/Getty Images
ダビド・ルイス photo/Getty Images
エリック・ラメラ photo/Getty Images

昨季は指揮官の信頼を失ったり、ケガで出遅れたりと、散々なシーズンを過ごしながらも今季華麗なる復活を遂げた選手が数名存在する。スポーツの世界においては珍しくないケースだが、英『Squawka』が今季復活を遂げた選手を8名リストアップしている。

1.ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド/DF)

イングランド期待の左サイドバッカーだったルーク・ショーだが、指揮官ジョゼ・モウリーニョとの関係は望ましいものではなかった。昨季は守備時のポジショニングを指摘されることもあり、信頼を掴めていなかったのだ。しかし今季は左サイドバックで先発の機会を増やしており、持ち前の攻撃力を見せている。

2.トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム/DF)

アルデルヴァイレルトはプレミア最高のセンターバックの1人と評価されていた選手だが、昨年11月にハムストリングを痛めて離脱。そこからはポジションを失う時期もあり、今夏にはトッテナムを去ると思われていた。しかし噂されたマンチェスター・ユナイテッド行きは実現せず、今季はスタメンに戻ってきている。

3.マリアーノ(レアル・マドリード/FW)

ショーやアルデルヴァイレルトに比べると、マリアーノは昨季リヨンで良いシーズンを過ごした。復活との表現は正しくないかもしれないが、マリアーノはレアルに復帰してからチャンピオンズリーグのローマ戦でさっそく得点を記録。自身の価値を改めて証明し、レアルでプレイするにふさわしい能力があることを示している。

4.レナト・サンチェス(バイエルン/MF)

昨季に限った話ではない。ポルトガル期待の若手MFサンチェスはバイエルン加入から常に苦しんできた。当時指揮を執っていたカルロ・アンチェロッティの信頼を掴めず、レンタル先のスウォンジーでも苦戦。どこか忘れられた存在となりつつあったが、今夏にニコ・コバチが指揮官に就任したことで状況は変わり始めている。先日のアウグスブルク戦では先発出場も飾っており、ブンデスリーガでは19か月ぶりの先発だった。

5.ロス・バークリー(チェルシー/MF)

エヴァートンから加入した当初はフランク・ランパード2世などと言われて注目を集めたが、怪我で出遅れたこともあって定位置確保に失敗。アントニオ・コンテのスタイルに合っていなかった部分もあるのだろう。しかし指揮官がマウリツィオ・サッリに代わり、少しずつチャンスは増えてきている。マテオ・コバチッチらライバルは多いが、昨季より状況は良くなっている。

6.ダニエル・スタリッジ(リヴァプール/FW)

終わった選手のようにも言われたが、スタリッジは今季バックアッパーFWとして華麗に復活。プレシーズンから結果を出したことで、再び評価を高めることに成功した。チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦、カラバオ杯のチェルシー戦でも得点を記録しており、ガラスの天才が戻ってきた。

7.ダビド・ルイス(チェルシー/DF)

ダビド・ルイスはコンテの下でアップダウンの激しい時間を過ごした。2016-17シーズンは優勝に貢献したが、昨季は完全な構想外となった。しかし今季はサッリの下で再び1番手となり、繋げるセンターバックとして奮闘している。

8.エリック・ラメラ(トッテナム/FW)

アルデルヴァイレルトと同じく負傷が長引き、昨年11月に復帰してからも印象的な活躍ができなかったラメラ。昨季は2列目で韓国代表FWソン・フンミンが躍動していたが、今季はラメラの番だ。敗れはしたもののリヴァプール戦では得点を記録し、ブライトン戦では決勝点をゲット。さらにカラバオ杯ワトフォード戦でも得点を記録するなど、調子を上げてきている。

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