8回1失点の快投で18勝目、相手先発左腕も脱帽「彼は今年ずっと圧倒していた」
元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が29日（日本時間30日）、敵地カブス戦に先発し、8回5安打1失点の好投でリーグトップタイの18勝目（4敗）を挙げた。敵地無敗で今シーズンを終えた右腕はメジャー史上3人目となるロード無敗で10勝以上した先発投手になったことをMLB公式サイトが伝えている。
メジャー復帰1年目のシーズンで18勝4敗、防御率2.83と圧巻の成績を残したマイコラス。この日のシーズンラスト登板でも好投を見せ、今季敵地では16試合に登板し10勝0敗と驚異的な成績を残した。プレーオフ進出こそ逃したがチームのエースとして、これ以上にないシーズンを過ごしたといえる。
MLB公式サイトは「グレッグ・マダックス（1995年）、ジミー・キー（1994年）以来となるメジャーリーグ史上3人目となるロードで負けずに10勝以上した先発投手となった」とマイコラスが打ち立てた“偉大”な記録を紹介。また、この日の試合でマイコラスと投げ合ったカブスのコール・ハメルズ投手が「彼は今年ずっと圧倒していた。最高の投手の1人だ。彼は素晴らしいし、自分にできること、求められていること、必要なことをしたんだ。僕たちにとって難しかったよ」と脱帽した様子もレポートしている。（Full-Count編集部）
