グッドデザイン賞、サッシ大手4社が受賞

 大手サッシメーカー4社はこのほど、グッドデザイン賞を受賞した。同賞は日本デザイン振興会が主催し、社会全体をより豊かにする良いデザインに贈られるもの。LIXILは窓の新製品LW(リビング・ウィンドウ)など7商品、YKKAPでは窓やエクステリアなど3商品が対象となった。また三協立山は室内建材のドアハンドルで、不二サッシはビルサッシとカーテンウォールで受賞した。

 LIXILのLWは上下左右のフレームが室内から見えないフレームインデザインを採用。窓辺で外とのつながりを最大限感じられる製品となっている。またエクステリア製品のスマート宅配ポストや途上国向け簡易式トイレシステムのSATOも選ばれた。

 YKKAPでは耐熱強化複層ガラスとクリアネット網戸を組み合わせ眺望性や通風性を高めた「防火窓におけるWクリア提案」や高級価格帯のエクステリア製品「エクスティアラ・ルーフ」などが選定された。三協立山では室内建具用ハンドルの「NT・HANDLES」が受賞。

 不二サッシではビル向けサッシの「FNS―II100R」がサッシを交換しなくても窓の色を変えられる点が評価されたほか、LEDを内蔵し建材と照明を融合させた「アルビームカーテンウォール・トランザムタイプ」がファサードのデザインを劇的に変える力を持っているとして受賞した。

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