岡崎のライバルはベッカム2世!? イングランドに現れた新たなキック職人

レスターのジェームズ・マディソン photo/Getty Images

ロシアワールドカップで直接フリーキックを決めたトッテナム所属のイングランド代表DFキーラン・トリッピアーもデイビッド・ベッカム2世と言われるようになっているが、今のイングランドにはもう1人面白いプレイビジョンとキック精度を持つ選手がいる。日本代表FW岡崎慎司のライバル候補の1人であるレスター・シティMFジェームズ・マディソンだ。

21歳のマディソンは今夏ノリッジ・シティから加入した選手で、世代別のイングランド代表に選ばれてきた。岡崎、ケレチ・イヘアナチョとはタイプが異なるが、マディソンはトップのジェイミー・バーディをサポートする司令塔として大きな期待を背負っている。

地元紙『Leicester Mercury』によると、クラブOBのトニー・コティー氏がマディソンのことをベッカムのようだと表現している。そのキック精度の高さから、今後イングランド代表を背負う存在の1人になると期待されているのだ。

「ノリッジで昨季プレイしているのを見たが、彼は非常に優れた選手だ。スピードこそ持っていないが、他の全てのものを彼は持っている。彼はベッカムを思わせるよ。彼の走りはベッカムのようだし、ベッカムのようなフリーキックを蹴る。優れたビジョンがあって良いパサーだよ。彼はトッププレイヤーになるだろう」

今季のレスターでカギを握る存在なのは間違いなく、4年後のワールドカップではベッカム2世としてセットプレイで重要な役割を果たすことになるかもしれない。

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