ファーディナンドらよりも上! 「ジョン・テリーこそがプレミア最高のDF」

引退を表明したテリー photo/Getty Images

チェルシーで長く活躍した元イングランド代表DFジョン・テリーが引退を発表した。イングランド代表ではデイビッド・ベッカムやスティーブン・ジェラードらと黄金世代と呼ばれたチームを支え、チェルシーでもリーダーとして数多くのタイトル獲得に貢献したレジェンドDFだ。

英『sky SPORTS』によると、リヴァプールなどで活躍した解説のジェイミー・レドナップ氏はテリーが間違いなくプレミアリーグ最高のDFだと絶賛している。同じ時期にはマンチェスター・ユナイテッドで鉄壁を築いたリオ・ファーディナンド、ネマニャ・ビディッチのコンビや、元リヴァプールのジェイミー・キャラガーらもいたが、テリーこそがNo.1との考えだ。

「アメイジングなキャリアだ。彼は我々が見てきた中でもベストなDFであり、私にとってはテリーこそが最高なんだ。彼はチームに欲しい選手だし、勝者で素晴らしい。チェルシーではランパード、ドログバなど多くの優れた選手がいたが、彼はリーダーだった。ランパードとテリーが肩を組んでリーグタイトルを掲げていた日を思い出すよ。彼らはクラブのシンボルだった」

チームメイトを束ねる強烈なリーダーシップ、ファイト溢れるプレイ、パワー勝負で負けない強さなど、センターバックとしてテリーは高い能力を備えていた。スマートなDFが増えた現代サッカーにおいて、テリーのようなファイターが欲しいと望むサッカーファンは多いだろう。

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