ジャイアンツが名スカウト・マクラウド氏に興味か

今季、ナ・リーグ西地区4位に終わったジャイアンツは来季に向けて動き出している。新たにフロントに迎える人材候補としてカブスのスカウト兼選手育成部門の副部長を務めるジェイソン・マクラウド氏に興味を持っていることが報じられた。

これはラジオ番組の「シカゴスポーツ レイディオステーション670」が伝えたもので、まだジャイアンツ、カブスの両球団からは本件については言及されていない。ジャイアンツは先月、ボビー・エバンスGMが解任されたことを受けて新たなGM候補を探している。チームのラリー・ベール会長は外部から人材を招聘する考えを明かしている。

マクラウド氏の選手の才能を見抜く力はとても高く、レッドソックス時代にはダスティン・ペドロイアをカブスではクリス・ブライアントを見出し、ペドロイアとブライアントはそれぞれ新人王とリーグMVPに選出される活躍をみせた。カブスのフロント入りする前はレッドソックスで6年間働いており経験や実績は十分だ。カブスでは2016年の世界一にも貢献しておりその手腕は高く評価されている。

まだジャイアンツ球団から正式オファーは受けていない状態だが、以前は他球団のGM候補として名前が挙げられたことがある。マクラウド氏の能力を高評価している球団は多く、条件面によってはカブスから移籍する可能性もある。まずは今後の動向に注目だ。

© MLB Advanced Media, LP.