今季のブンデスリーガでは首位を走るドルトムントの攻撃力が話題を集めているが、もう1つ忘れてはならない攻撃集団がいる。2位につけるライプツィヒだ。ライプツィヒのサッカーはとにかく攻撃的でスピーディー。多くのサッカーファンを惹きつける魅力的なフットボールを展開している。
ブンデスリーガ公式はそんな攻撃集団ライプツィヒを引っ張る5人の注目すべきアタッカーがいると特集を組んでいる。ライプツィヒの「ファブ・ファイブ」と呼ばれる彼らを記憶しておくべきだろう。
1.ユスフ・ポウルセン(FW/24歳)
デンマーク代表のポウルセンは193㎝ものサイズを誇る大型ストライカーで、チームで1、2を争う得点力を誇る。今季はすでに7得点3アシストを記録しており、身体能力の高いポウルセンはチームの柱の1人だ。
2.ティモ・ヴェルナー(FW/22歳)
ドイツ代表の最前線を任されているヴェルナーは今や世界的に有名な存在だ。ヴェルナーのスピードはライプツィヒのサッカーに合っており、世界のビッグクラブが注目する逸材へと成長した。今季は4得点1アシストを記録しており、本来はブンデスリーガ得点王を争ってほしい選手だ。
3.ジャン・ケビン・オーギュスタン(FW/21歳)
昨夏に出場機会を求めてパリ・サンジェルマンからライプツィヒにやってきたオーギュスタン。世代別のフランス代表に選ばれている実力者で、目論見通りライプツィヒでは出場機会が増えて才能が開花。昨季はシーズン通じて12得点だったが、今季はすでに7得点を記録している。今季は飛躍のシーズンとしたいところだ。
4.エミル・フォルスベリ(MF/26歳)
そんな強力アタッカー陣を自在のパスで操作するのがスウェーデン代表の司令塔フォルスベリだ。同サイトは「ライプツィヒのクォーターバック」と称しているが、2016-17シーズンに19アシストを記録したフォルスベリのパスは芸術的だ。得点を奪うこともでき、今季は3得点2アシストを記録している。
5.マテウス・クーニャ(FW/19歳)
そして今夏新たに加わった怪物候補がブラジル出身のクーニャだ。スイスのシオンから獲得した選手で、大きな期待を背負う19歳のアタッカーだ。まだ十分に出場機会を得ているわけではないが、ヨーロッパリーグの方ではプレーオフでも得点を記録するなど計4ゴールを稼いだ。オーギュスタンと同様に、ライプツィヒで出場機会を増やして大ブレイクしたいところだ。
彼らが繰り出す攻撃はブンデスリーガ内でも屈指の破壊力を誇る。序盤はややスロースタートだったが、ここ最近はニュルンベルクを6‐0で粉砕するなど調子を上げている。今季は王者バイエルンが躓いているだけに、目標は大きくリーグ制覇といきたいところだ。