香川、ゲッツェ以来の衝撃!? 今のドルトムントはクロップ時代に敵うか

アトレティコを撃破したドルトムント photo/Getty Images

リーグ戦では首位を快走し、チャンピオンズリーグのグループステージではアトレティコ・マドリードをも4-0で撃破したドルトムント。驚くほどの爆発力で、今季こそ実力は本物と言っていいだろう。

ブンデスリーガ公式は、そんな絶好調のチームをユルゲン・クロップ時代のドルトムントと重ねている。当時は若い選手たちを中心にブンデスリーガを支配し、リーグ連覇を果たした。同サイトは、現在のチームも同等のクオリティがあるのではないかと考え始めているのだ。

特に補強がハマったのが大きい。当時のクロップは10代だったマリオ・ゲッツェにチャンスを与え、セレッソ大阪からはMF香川真司を安価で引き抜いた。当時欧州では無名だった2人を見出したことが優勝へと繋がったのだ。さらにロベルト・レヴァンドフスキを巧みに育てたことも大きかった。

同サイトは今季ブレイクしている18歳のジェイドン・サンチョを当時のゲッツェと、今夏中国から引き抜いたアクセル・ヴィツェルを香川と重ねている。ヴィツェルと香川は全くタイプが異なる選手だが、アジアから実力者を引き抜いたという共通点から重ねられているようだ。

そしてバルセロナからレンタルで獲得したパコ・アルカセルはレヴァンドフスキと重ねられており、今のドルトムントには疑いようのないクオリティがある。近年は期待が裏切られ続けてきたが、今回こそは信じても大丈夫か。

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