リヴァプールが見つけたコウチーニョの後釜 カギ握る1300万ポンドの男

リヴァプールのシャキリ photo/Getty Images

開幕直後は少し影が薄かったが、リヴァプールが今夏ストーク・シティから獲得したMFジェルダン・シャキリが徐々にフィットしてきている。降格したストークから移籍金僅か1300万ポンドで引き抜くことに成功しており、シャキリは今夏を代表するバーゲン選手の1人だ。

英『TalkSport』によると、クラブOBのニール・メラー氏もシャキリの獲得が大きかったと捉えている。フィリペ・コウチーニョがバルセロナに移籍して以降、リヴァプールの中盤には創造性が欠けていると考えられていたからだ。

「私は本当にシャキリが好きだよ。彼はファイナルサードで相手の守備をこじ開けるクリエイティブな能力がある。今週末にはハダースフィールドタウン相手に得点をアシストしたり、後半も美しいパスがあった。コウチーニョが抜けて以降、リヴァプールの中盤3枚にクリエイティブプレイヤーはいなかったからね。アダム・ララーナもそれができる選手だが、残念なことに怪我でプレイタイムが限られていた。シャキリは守備をこじ開けるうえで大きな違いを生み出せるよ」

モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノの3枚は驚異的な力を持っているが、その背後でチャンスメイクできる選手がいれば非常に大きい。ナビ・ケイタ、ファビーニョ、ジェームズ・ミルナー、ジョーダン・ヘンダーソンらは決して創造性溢れる選手というわけではないため、シャキリの存在感は今後も大きくなるだろう。

© 株式会社FACTORIES