ロシアワールドカップのグループステージ初戦で日本代表はコロンビア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。その試合で前半途中から出場したMFウィルマル・バリオスを覚えているだろうか。
バリオスは守備的MFを本職とする選手で、退場者を出して1人少なくなったコロンビア代表の守備を立て直すべく投入された。中盤で躍動していた日本の10番、香川真司を抑えるのが役目だった。
その潰し屋にレアル・マドリードが注目しているという。現在アルゼンチンのボカ・ジュニアーズでプレイするバリオスにはトッテナムが獲得に迫っているようだが、スペイン『MARCA』はレアルも獲得の意思を見せていると伝えている。
レアルにはブラジル代表の潰し屋カゼミロがいるが、守備的MFと呼べるのはカゼミロくらいだ。同選手のバックアッパーが必要で、25歳のバリオスがその候補者の1人となっているわけだ。
カゼミロよりパワーは劣るが、機動性は優れると評価されているバリオスだが、欧州主要リーグへ挑戦する時が迫っているようだ。