バルセロナ、クラシコで“シーズンダブル”を達成した6つのユニフォーム

バルセロナは28日、カンプ・ノウにレアル・マドリーを迎え、ラ・リーガ177回目の「エル・クラシコ」を戦う。

ここでは、1980年以降のラ・リーガにおけるクラシコで、バルセロナが“シーズンダブル”を達成した6つのユニフォームをご紹介しよう。

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1982-89 ホームキット(Meyba製)

1982-83シーズン(第13節 レアル・マドリー 0-2 バルセロナ / 第30節 バルセロナ 2-1 レアル・マドリー)

1984-85シーズン(第1節 レアル・マドリー 0-3 バルセロナ / 第18節 バルセロナ 3-2 レアル・マドリー)

カタルーニャのスポーツブランド、Meyba製のユニフォーム。Meybaはバルセロナによってその名が知られたブランドと言っても過言ではない。このキットは7シーズンに渡って使われ、その間に2度のクラシコで“ダブル”を達成した。

ディエゴ・マラドーナは82-83シーズン第30節のクラシコでゴールを決めている。

1992-95 ホームキット(Kappa製)

1993-94シーズン(第18節 バルセロナ 5-0 レアル・マドリー / 第37節 レアル・マドリー 0-1 バルセロナ)

92-93シーズンよりMeybaに代わってKappaがサプライヤーに。このKappa製最初のキットを着た92-93、93-94シーズンのラ・リーガは優勝している。

ヨハン・クライフ監督の元、フェレール、ナダル、セルジ、アベラルド、グアルディオラ、バケーロらスペイン人選手に、クーマン、ストイチコフ、ラウドルップ、ハジ、ポペスク、ロマーリオ、リネカーら外国籍選手が融合した『エル・ドリームチーム』が着用したキットだ。

胸元に小さく「Barca」の文字をあしらい、シャツ全体にも透かしでプリントする。袖とボディのブルーが直結しているスタイルは、当時のKappa製デザインの特徴的な部分。

1997-98 ホームキット(Kappa製)

1997-98シーズン(第9節 レアル・マドリー 2-3 バルセロナ / 第28節 バルセロナ 3-0 レアル・マドリー)

Kappa製では3代目のホームキット。そしてこのシーズンを最後に契約は終了し、翌98-99シーズンからはNikeとのパートナーシップが始まる。

胸元に「Barca」の文字を入れるスタイルは最後まで不変だった。画像では見づらいが、赤い部分にはKappa社のロゴマークを透かしプリントしている。

“禁断の移籍”から2季目を迎えたルイス・エンリケ。アウェイのレアル・マドリー戦で古巣に一撃をお見舞いし、クラシコ初ゴールを決めている。

2008-09 ホームキット(Nike製)

2008-09シーズン(第15節 バルセロナ 2-0 レアル・マドリー / 第34節 レアル・マドリー 2-6 バルセロナ)

久しぶりの“ダブル”となった08-09シーズン。ラ・リーガ、国王杯、チャンピオンズリーグを優勝し、3冠を達成した。

ユニフォームはストライプではなく、100周年記念を彷彿とさせるハーフ&ハーフが登場して話題に。

当時よく目にした胸の「MÉS」とはクラブ、Nike、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が共同で行った難民救済キャンペーンのロゴマーク。クラブのモットー『MÉS QUE UN CLUB』から名前を取っている。

2009-10 ホームキット(Nike製)

2009-10シーズン(第12節 バルセロナ 1-0 レアル・マドリー / 第31節 レアル・マドリー 0-2 バルセロナ)

08-09シーズンに続き、このシーズンも“ダブル”を達成。そしてラ・リーガは2連覇となった。

ユニフォームのデザインは08-09のハーフ&ハーフから一転して、細めのストライプを用いたクラシックなスタイルに。2009年にFIFAクラブワールドカップを優勝し、2010年の1年間は胸の中央にチャンピオンパッチを装着した。

コンプリートルックはこんな感じで、ソックスは久しぶりにボーダー柄が登場。

2013-14 ホームキット(Nike製)

直近では最後の“ダブル”を達成した13-14シーズン。第10節ではネイマールがクラシコデビュー戦でゴールを決め、第29節ではイニエスタの“ラ・リーガにおける”クラシコ初ゴールも生まれた。

12-13シーズンはグラデーションを施した異色のキットデザインだったが、この13-14モデルはクラシックなストライプ柄に戻している。

このシーズンはブルーというよりもネイビーに近い色を使い、パンツもダークネイビーを着用した。

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