ドジャースのウッドワード三塁コーチがレンジャーズ監督候補に

レンジャーズはジェフ・バニスターに代わる新監督探しを続けている。様々な名前が新監督候補として挙げられるなか、日本時間11月2日にはドジャースで三塁ベースコーチを務めるクリス・ウッドワードとの面接を行ったことが明らかになった。

レギュラーシーズン閉幕後、およそ1ヶ月にわたって新監督候補との面接を続けているレンジャーズ。今週初めにはツインズのベンチコーチであるデレク・シェルトンとの面接を行ったことが報じられていたが、ウッドワードを加え、新監督候補は少なくとも11名となった。

ウッドワードはブルージェイズ、メッツ、ブレーブス、マリナーズ、レッドソックスで12シーズンにわたってプレイした元内野手。現役引退後はマリナーズで2013年にマイナーの内野コーディネーター、2014年にメジャーの内野コーチ、過去3シーズンはドジャースで三塁ベースコーチを務めた。なお、監督経験は2016年に「2017ワールド・ベースボール・クラシック」の予選でニュージーランド代表を率いただけである。ウッドワードは昨オフ、ヤンキースの監督候補にも挙げられていたが、ヤンキースはアーロン・ブーンを選択した。

現在判明している11名の候補者のうち、メジャーでの監督経験があるのは、元マリナーズ監督であり、バニスター退任後に監督代行を務めたドン・ワカマツと、前ヤンキース監督のジョー・ジラルディの2人だけ。ジラルディはすでに新監督レースから撤退している。

その他の7名はアストロズ・ベンチコーチのジョー・エスパーダ、カブス・ベンチコーチのブランドン・ハイド、フィリーズ・三塁コーチのダスティ・ワーサン、エンゼルス・特別アシスタントのエリック・シャベス、レンジャーズ・ファームディレクターのジェイス・ティングラー、そしてデービッド・ベル、ロッコ・バルデッリという顔ぶれ。このうちベルはレッズの新監督、バルデッリはツインズの新監督に就任することが決定しており、11名の候補者のうち新監督レースに残っているのは8名となっている。

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