守備の名手に贈られるゴールドグラブ賞の受賞者が発表

日本時間11月5日、各ポジションで最も優れた守備を見せた選手に贈られるゴールドグラブ賞の受賞者が発表された。ヤディアー・モリーナ(カージナルス)、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)、アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)といったお馴染みの顔ぶれが選出された一方、マット・チャップマン(アスレチックス)らフレッシュな面々も初受賞。ナ・リーグの一塁手部門は史上4度目となる2選手の同時受賞となった。

2018年のゴールドグラブ賞の受賞者は以下の通り。6人が初受賞となった一方、モリーナは通算9度目の受賞。アレナードはメジャーデビューから6年連続6度目の受賞となった。また、ゴールドグラブ賞の同時受賞は、1985年にア・リーグの外野手部門で4選手、2007年にナ・リーグの外野手部門で4選手、2012年にア・リーグの投手部門で2選手が選出されたのに続いて史上4度目となっている。

●アメリカン・リーグ
投手:ダラス・カイケル(アストロズ)2年ぶり4度目
捕手:サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)2年ぶり5度目
一塁:マット・オルソン(アスレチックス)初
二塁:イアン・キンズラー(エンゼルス→レッドソックス)2年ぶり2度目
三塁:マット・チャップマン(アスレチックス)初
遊撃:アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)2年連続4度目
左翼:アレックス・ゴードン(ロイヤルズ)2年連続6度目
中堅:ジャッキー・ブラッドリーJr.(レッドソックス)初
右翼:ムーキー・ベッツ(レッドソックス)3年連続3度目

●ナショナル・リーグ
投手:ザック・グレインキー(ダイヤモンドバックス)5年連続5度目
捕手:ヤディアー・モリーナ(カージナルス)3年ぶり9度目
一塁:フレディ・フリーマン(ブレーブス)初
一塁:アンソニー・リゾー(カブス)2年ぶり2度目
二塁:DJレメイヒュー(ロッキーズ)2年連続3度目
三塁:ノーラン・アレナード(ロッキーズ)6年連続6度目
遊撃:ニック・アーメッド(ダイヤモンドバックス)初
左翼:コリー・ディッカーソン(パイレーツ)初
中堅:エンダー・インシアーテ(ブレーブス)3年連続3度目
右翼:ニック・マーケイキス(ブレーブス)4年ぶり3度目
※一塁手部門のフリーマンとリゾーは同時受賞

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