サッカーの魅力のひとつでもあるフリーキック。
ここでは、『sportskeeda』による「ユニークなフリーキックのスタンスをしている5人の選手」を紹介する。ただ、文字で説明しても伝わりにくいので、動画で見よう。
デイヴィッド・ベッカム
彼なくしてこの特集は成立しない。『Bend It Like Beckham』という映画のタイトルになったほど。
全体練習後にフリーキックを特訓していたというベッカムは、キャリア通算60ゴール以上をプレースキックから奪った。そのうちのいくつかは本当に美しいものだった。
そのスタンスは際立ったものだったが、若手たちがこぞってマネしたために、今ではそれほど独特ではないかもしれない。
例えば、レスターMFジェームズ・マディソンなどもベッカムのようなフォームをしている。
※マディソンがノリッジ時代に決めた一撃は、ベッカムがギリシャ戦で決めた伝説的フリーキックと似ていると話題に。
ギャレス・ベイル
サイドバックからコンバートされ、最も致命的なストライカーのひとりになったベイル。カットインからシュートに留まらず、フリーキックも習得している。
クリスティアーノ・ロナウドのような異色のスタンスをしているが、ボールの打ち方にはかなりの違いがある。
クリスティアーノ・ロナウド(UEFA.tvの動画再生はYoutube上で)
その才能についてはもはや説明不要のロナウド。フリーキックのテクニックとスタンスは非常に魅力的で、見ていて楽しいものだ。
キャリア通算で50ゴール以上をフリーキックで奪ってきたが、最も有名なゴールはポーツマス戦での一撃だろう。
ロナウジーニョ
彼のボール扱いは比類ないものであり、全くもってうっとりするようなものだった。
人々はフリーキックのスタンスにも虜になり、その決定力は口をあんぐり開けて見とれてしまうほど。しっかりとした助走から放たれたボールは時に驚異的な回転でゴールネットに突き刺さった。
ネイマール(動画40秒~、1分45秒~)
フランク・ランパードやジュニーニョのようにきちんとして助走をとる選手たちとは異なり、ネイマールのスタンスはユニークなものだ。
ボールに対してワイドな位置取りをとるが、蹴る前に正確で短めのステップを踏むことを好む。